【最新】本屋大賞2024ノミネート作と個人的おすすめを一挙紹介!

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 こんにちは。ゆえです。

今回は、本屋大賞2024ノミネート作を紹介!

ノミネートされたのは以下の10冊↓

第1位 成瀬は天下を取りにいく/宮島 未奈
第2位 水車小屋のネネ/津村 記久子
第3位 存在のすべてを/塩田 武士
第4位  スピノザの診察室/夏川草介
第5位 レーエンデ国物語/多崎礼
第6位 黄色い家/川上未映子
第7位 リカバリー・カバヒコ/青山美智子
第8位 星を編む/凪良ゆう
第9位 放課後ミステリークラブ 1金魚の泳ぐプール事件/知念実希人
第10位 君が手にするはずだった黄金について/小川哲

私の個人的おすすめは、「リカバリー・カバヒコ/青山美智子」です。

アニマルライドのカバヒコによって救われていく人たちの、温かい想いに感動しました。

本屋大賞って人気だけど、どんな賞なの?

まずは本屋大賞とは何かを説明します!

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本屋大賞とは

 本屋大賞とは、書店員の投票だけで選ばれる賞です。

全国の書店員が「売りたい!」「お客様に薦めたい!」と思った本に、一人3作品まで投票します。

本が売れにくい時代に、人と本とを繋ぐ書店員によって売れる本を作っていくことを目的としています。

作家からの視点ではなく、書店員という視点で本を選ぶことで新たな作品が発掘されることも多いです。

 書店や出版業界に新しい風を吹かせてくれる賞だと感じました。

また本屋大賞では、この10冊以外にも翻訳小説部門発掘部門があります。

2024年の受賞作は以下の作品でした。

翻訳小説部門 ようこそ、ヒュナム洞書店へ/ファン・ボルム 作 牧野美加 訳
発掘部門 プラスティック/井上夢人

[公式サイト]

全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 本屋大賞
「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。

本屋大賞2024ノミネート作

第1位 成瀬は天下を取りにいく

 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。

コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。

M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。

今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。

2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

 大賞を受賞した作品が、新人作家ということに驚きですが、すでに続編も出版されている人気作です!

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第2位 水車小屋のネネ

“誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ”  
 
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 
ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生―― 
 
助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説

手に取ってみるとかなり厚い長編小説ですが、もとが毎日新聞夕刊で連載されていた小説なので期待大ですね!

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第3位 存在のすべてを

平成3年に発生した誘拐事件から30年

当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。

異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。

質感なき時代に「実」を見つめる、著者渾身、圧巻の最新作。

 こちらも厚めの長編作品で、初めの方は堅苦しさがありました。

でも、あらすじからも分かる通り児童誘拐をテーマにした作品で、内容が濃いです。

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第4位  スピノザの診察室

雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。

三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。

哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。

 実際に20年以上医師として働く作者が執筆したストーリーです。

現実の要素を入れながら、医師としての視点もリアルに描かれているでしょう。

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第5位 レーエンデ国物語

異なる世界、西ディコンセ大陸の聖イジョルニ帝国。

母を失った領主の娘・ユリアは、結婚と淑やかさのみを求める親族から逃げ出すように冒険の旅に出る。

呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタン。


空を舞う泡虫、琥珀色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。

ユリアはレーエンデに魅了され、森の民と暮らし始める。はじめての友達をつくり、はじめて仕事をし、はじめての恋を経て、親族の駒でしかなかった少女は、やがて帰るべき場所を得た。

時を同じくして、建国の始祖の予言書が争乱を引き起こす。レーエンデを守るため、ユリアは帝国の存立を揺るがす戦いの渦中へと足を踏み入れる。

 ファンタジー作品で最近最も人気になった作品です!

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第6位 黄色い家

2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。

60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。

長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々

まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。

善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!

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第7位 リカバリー・カバヒコ

新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。

近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。

アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。

成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。

みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。

 人々の胸の底にある願いや想いに胸が温かくなります。

短編集ですが人物は繋がっていて、読みやすい作品です!

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第8位 星を編む

第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編

花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。

ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」瀬戸内の島で出会った暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?

「星を編む」才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。

「波を渡る」花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

 続編がノミネートされるという珍しいパターンです。

「汝、星のごとく」は素晴らしい作品だったので、続編にも期待大です。

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第9位 放課後ミステリークラブ

依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。

夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために? 

4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!
 
「ぼくは読者に挑戦する」 

名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?

 児童書で、挿絵も入っているので読みやすいです。

でもストーリーは本格ミステリなので大人でも楽しめます。

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第10位 君が手にするはずだった黄金について

才能に焦がれる作家が、自身を主人公に描くのは「承認欲求のなれの果て」。

認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 

青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。

著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。

彼らはどこまで嘘をついているのか? いや、噓を物語にする「僕」は、彼らと一体何が違うというのか? 

いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!

 現代の人々が誰しも抱える、承認欲求をテーマにした作品です。

承認欲求、という言葉を聞いてギクっときた人には是非読んでほしいです。

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本屋大賞おすすめ本

リカバリー・カバヒコ

あらすじ

 公園にある古びたアニマルライド。

それは、治したいところを触ることでその場所が回復する、人呼んでリカバリー・カバヒコとしてちょっとした噂になっている。

高校進学とともに勉強に挫折した奏斗

周りのママ友に話を合わせるうちに、苦しくなってしまった紗羽

職場での出来事やストレスで休職中のちはる

駅伝に出たくないと仮病を使ってしまった勇哉

そして母親との関係に葛藤する和彦

悩み、葛藤する登場人物たちの人間関係をも回復させる、カバヒコとの温かな短編集。

感想

 ストレスなく読み進められるし、登場人物のいろんな感情に共感しました。

カバヒコによって回復すると書かれているけど、寄り添いを感じられるカバひこに出会ったことで、登場人物自身が解決していったのだと思います。

必要なのは、寄り添って支えてくれる存在なのだなと感じました。

優しく、温かい気持ちになれるので読んでよかったです。

青山美智子さんの作品が好きな方はぜひ読んでみてください。

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最後に

 今回の本屋大賞は、児童書や続編など珍しいノミネートもあり面白かったです。

歴代の本屋大賞作品を読んでみるのも、面白いのでぜひチェックしてみてください。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

コメント

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