【本屋大賞2023】ノミネート作の厳選したおすすめ4冊を紹介!

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 こんにちは。YUE.です。

本屋大賞2023受賞作は、凪良ゆうさん『汝、星のごとく』でした。

その他9冊も、おもしろい小説がたくさんノミネートされていました。

どれを読もうか迷うな…

そんなあなたに、個人的におすすめのノミネート作を4冊厳選して紹介します!

【直木賞2023受賞】孤独を感じた時に読む本!しろがねの葉の感想・ネタバレ

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本屋大賞2023ノミネート作

第1位 汝、星のごとく(凪良ゆう)

第2位 ラブカは静かに弓を持つ(安壇美緒)

第3位 光のとこにいてね(一穂ミチ)

第4位 爆弾(呉勝浩)

第5位 川の立つ林で(青山美智子)

第6位 君のクイズ(小川哲)

第7位 方舟(夕木春央)

第8位 宙ごはん(町田そのこ)

第9位 川のほとりに立つ者は(寺地はるな)

第 10 位 #真相をお話しします(結城真一郎)

おすすめの4冊

光のとこにいてね

あらすじ

 偶然団地で知り合った、何もかもが正反対の結珠と果遠。

たった数回あっただけなのに惹かれ合い、お互いがいればそれでいいと思えるような関係になった。

奇跡の再会でお互いを必要とし、本当の気持ちに気づくまでのストーリーです。

感想

 一度会っただけのわずかな記憶が、彼女たちの人生までも動かず力を持っていることに心を動かされました。

エモい雰囲気があり、内容が濃いです。

言語化できない複雑な気持ちと、理由がわからない苦しさが心を蝕んでいく様子に感動しました。

・記憶や思い出がテーマの長編を読みたい!
・幼い頃からの大切な友達がいる

そんなあなたも、心を動かされること間違いなし!

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「目が覚めたら、藤野のところに帰ってね_____光のとこにいてね」

本文より引用

「行かないで」

本文より引用

読了後、この言葉の意味に重みを感じます。

宙ごはん

あらすじ

 宙はとある事情で母親ではなく、母親の妹に育てられてきた。

6歳のとき、宙は本当の母と暮らすことを決意するが、自由でほったらかしにする母に嫌悪感を抱いている。

そんな宙が6歳から大人になるまでの成長を描いたストーリーです。

幼ながらに、たくさんの苦労と葛藤を経験し、選択してきた宙

一緒に暮らした佐伯の料理に救われながら、人の秘密、事情を知っていく宙は大切な人を救う。

感想

 町田そのこさんと聞いて、ほっこりしたストーリーを想像していました。

その通りで、この作品は料理が出てくるほっこりした物語。

でも、その中で親子の衝突や葛藤があり、家族の大切さを学びました。

今まで読んだ、町田そのこさんの本の中で1番好きな作品です。

涙あり、苦労ありの人生に、ぽっと明かりを灯してくれて、心に残りました。

辛いときに人を頼ったり、大事な人を想ったりする人間の心の繊細さを描いた作品です。

8位にランクインしていますが、もっと上位でも不思議じゃないくらい、素敵な本でした。

・ほっこりした話を読みたい
・料理が出てくる作品を読みたい
・表紙とタイトルに惹かれた

そんなあなたにはぜひ読んでほしい作品です!

読んで良かった、と感じています。

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汝、星のごとく

あらすじ

 息子をネグレクトしてまで男に依存する母をもつ青埜櫂。

妻公認の浮気をする父と、それが原因で精神を病んでしまった母をもつ暁海。

両肩に「親」という名の荷物を抱えてもがき生きるふたりのストーリーです。

感想

 本作品が本屋大賞2023大賞受賞作。

愛のカタチなんて決まっていない、ということを考えさせられました。

どれが正しいのか、どれが本当の愛なのか、悩み続けて葛藤する姿に胸が痛くなります。

長編で、内容が深く重めの作品です。

凪良ゆうさんは「愛」についての作品を多く書かれている方です。

他の作品もおもしろく、感動するものばかりなのでぜひ読んでみてください!

【話題】映画「流浪の月」キャスト相関図・あらすじ・感想・ネタバレ解説!

・凪良ゆうさんの作品を読んだことがある
・長編を読むのが好き

 そんなあなたはこの本の魅力を十分に感じられます!

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長い小説を読まない方は、凪良ゆうさんの下記の『流浪の月』を先に読むと良いでしょう。

もっと『汝、星のごとく』を楽しめます↓

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方舟

あらすじ

 友人、従兄、3人家族と地下建築で一晩を過ごすことになった柊一。

しかし、地震で出入り口がふさがれてしまい、浸水もひどくなってしまう。

助かるには誰か一人の命を犠牲にしなければいけない矢先、殺人が起こる。

その一人を犯人にすべきだと、犯人以外が思った。

ラスト、衝撃すぎる結末が待っている!!

感想

 私はミステリーをあまり読まないのですが、この本を読んでミステリーの面白さに気付きました。

犯人がこの人だったのか、という衝撃とラストのどんでん返しは忘れられません!

殺人事件が起きるので、怖めの描写もありますが、読まなきゃもったいない作品です!

読了後にはしびれるような衝撃を受け、余韻もすごかったです。

「じゃあ、さよなら」

本文より引用

この言葉の意味に震えが止まりません。

・ミステリーをあまり読まない
・表紙を見て、あまりそそられなかった

そんなあなたに読んでほしい!

そそられなかったあなたの予想は逆転するかもしれません。

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最後に

 本屋大賞2023ノミネート作、読みがいのある作品が集まっていておもしろかったです。

今回紹介していない作品も気に入りました。

来年の本屋大賞にも期待ですね。

【直木賞2023受賞】孤独を感じた時に読む本!しろがねの葉の感想・ネタバレ

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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