映画「月の満ち欠け」キャスト相関図・感想・ネタバレを簡単に徹底解説!

Books

 こんにちは。YUE.です。

2022年に話題になった映画「月の満ち欠け」

生まれ変わりのストーリーで、大きな感動を与えた作品でした。

設定が複雑で、登場人物も多いので、簡単に解説していきます。

この記事を読むと、もっと作品を楽しめます。

【こんな人におすすめ】
・映画を見たけど結末がよく分からなかった
・登場人物の関係が複雑で難しかった
・ネタバレを知りたい

 読書前でも後でも作品を楽しめるように、記事を書いています。

相関図やストーリーを解説しているので、ぜひご覧ください。

【話題】映画「流浪の月」キャスト相関図・あらすじ・感想・ネタバレ解説!

【最新】映画『水は海に向かって流れる』ネタバレ・キャスト・感想を紹介!

概要

原作について

タイトル:月の満ち欠け

作者:佐藤正午

出版:岩波書店

ページ数:336ページ

原作では、非現実的な設定だけど現実味があるような不思議な世界観を味わえます。

〉〉Amazonでみる

映画について

公開日:2022年12月2日

公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/tsuki-michikake/

公式サイトより

キャスト:大泉洋、有村架純 他

あらすじ

簡単なあらすじ

 小山内堅と梢の間に生まれた娘 瑠璃は、高熱を出した日から妙に大人っぽい言葉を発したり、教えたことのない英語の歌を歌ったりと、奇行を繰り返すようになる。

そのまま時は過ぎ、ある日の交通事故で、梢と瑠璃を亡くした堅のもとへ一人の男が訪ねてくる。

亡くなった瑠璃は、正木瑠璃という女性の生まれ変わりなのではないか、と話すその男性。

1人の女性を中心に繋がっていく人たちが奇跡を起こす。

結末・ネタバレ

 小山内瑠璃・ゆい(正木瑠璃の親友)の娘の瑠璃は、正木瑠璃の生まれ変わりでした。

三角哲彦にもう一度会うために、生まれ変わりを繰り返していたのです。

もう一つ重要なポイントは、「瑠璃」の死の原因には常に正木竜之介が関わっている、ということ!

詳しく解説します↓

【正木瑠璃】

 正木と結婚するが、子供ができずDVに堪える日々が続いて夫婦間は険悪になる。

そんなとき高田馬場のレコードショップで哲彦と出会い、意気投合。

しかし、夫がいる瑠璃は一緒にいるところを正木に見られてしまう。

離婚届を置いて逃げる途中に、線路の中へ入ってしまい、電車に轢かれて亡くなる。

【小山内瑠璃】

 正木瑠璃は前世の記憶を持ったまま、小山内のもとに生まれ変わる。

・正木と小山内は仕事上の関係があった
・梢は夢の中で、瑠璃と名付けることをお願いされた

7歳の頃に、1人で高田馬場へ三角哲彦(あきら)を探しに行ったことから、正木に正木瑠璃だと知られてしまう。

梢と瑠璃が哲彦のところへ向かっているところを正木に追われ、逃げている時にトラックに轢かれて亡くなる。

【緑坂瑠璃】

緑坂ゆいの娘として生まれた瑠璃は、今度こそ三角哲彦に会うために考えを重ねる。

☆ 正木瑠璃は、高校生の頃にゆいに三角のことを話していた。
だから、ゆいは瑠璃が言った通りにして小山内にすべてを話すことにする。

ゆい、小山内、瑠璃の3人で、本当のことを話すことに。

しかし、自分の娘が知らない女性の生まれ変わりだったとは信じられるはずもない。

馬鹿にするな、と頑なに信じない小山内堅。

しかし、

・いなくなった娘の瑠璃と再会した時に、言われた言葉
・堅が、レストランのどら焼きセットを好きなこと

を緑坂瑠璃が知っていたことが明らかになり、受け入れた。

 瑠璃はもう一度、三角哲彦に会うことができた、というハッピーエンドです。

疑問

三角哲彦はなぜあきらと呼ばれていたのか

 三角哲彦(みすみ あきひこ)は、父親にあきらと名付けられる予定だったため、父親にはあきらと呼ばれていた。

それを正木瑠璃に話して、瑠璃もあきらと呼ぶようになった。

ラスト、なぜ子供の瑠璃は正木瑠璃の姿で再会したのか

 緑坂瑠璃の姿で三角を探しに行った瑠璃でしたが、三角と再会した時は正木瑠璃の姿でした。

それは、三角哲彦と正木瑠璃が再会したことを表していたからだと考えられます。

やっと2人がもう一度出会えたことを、視覚的に伝えるために姿を変えていたのでしょう。

伏線

みずきの正体

 みずきは小山内堅の愛人 荒谷清美の娘です。

小山内が実家へ帰った際に、「おかえり」と言って荒谷清美に改められたシーンがありました。

また、「生まれ変わりは私だけじゃないかもよ」と、緑坂瑠璃に言われていました。

ラストの車内でのシーンで、みずきが人差し指を口元に当てて「しー」という仕草をしたことで、

みずきは、妻 梢の生まれ変わりだということが分かったのです。

「生まれ変わりは私だけじゃないかもよ」が伏線でした。

妻子を失い、1人になった小山内堅を2人はずっと支えていたのです。

生まれ変わりの理由

どうして瑠璃は、三角に会うために繋がった人の子供として生まれてこれたのか。
どうして何も関係のない人の元へは生まれなかったのか。

映画内で、「子供は空の上から親を選んで生まれてくる」と言うシーンがあります。

だから瑠璃は、空から三角や小山内に関係する人を選んで生まれてきたと考えられます。

感想

正直なレビュー

 想像以上に涙の展開でした!

「もう一度会いたい」ただそれだけの気持ちが、奇跡を起こしてしまったのです。

タイトルの「月の満ち欠け」は、満ち欠けのように、亡くなってもまた生まれ変わることを表していたと考えています。

そんなタイトルの意味にも感動しました。

映画版では、有村架純さんの演技が特に印象強かったです。

映画を見ようか迷っていましたが、見てよかったです。

出演者も豪華ですし、感動的な展開になっているのでおすすめです!

DVDも発売されているので、作品を何度も楽しめます。

〉〉DVDをAmazonでみる

キャスト相関図

主な登場人物

小山内堅(大泉洋)…家族想いの父親

小山内梢(柴咲コウ)…高校時代から堅に惚れていた瑠璃の母親

小山内瑠璃(菊池日菜子)…2人の1人娘であり、正木瑠璃の生まれ変わり

三角哲彦(目黒蓮)…正木瑠璃と出会い、恋をしたレコードショップの店員

緑坂ゆい(伊藤沙莉)…正木瑠璃の学生時代の親友

正木瑠璃(有村架純)…正木竜之介の妻であり三角に心を惹かれる女性

正木竜之介(田中圭)…会社の社長であり正木瑠璃のDV夫

最後に

不思議でラストには感動する「月の満ち欠け」。

印象に残ったので、気になったなら見てみるのをおすすめします!

〉〉DVDをAmazonでみる

窓blogでは原作・映画の紹介をしています。

作品を観た人、観ていない人、どちらの方にも作品をもっと楽しんでもらえるように書いています。

【映画化決定】『交換ウソ日記』あらすじ・感想・登場人物を相関図付きで紹介!

【映画化決定】『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』あらすじ・ネタバレ・感想・登場人物を相関図付きで紹介!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました