【めんどくさいから解放される】読書感想文の書き方とおすすめの本5選を紹介!

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 読書感想文、面倒くさい…

夏休みの小中学生に付きまとう、読書感想文。

好きな方は少ないでしょう。

そんなあなたに、楽しく感想文の「書き方」が学べる本を紹介します。

こんにちは。YUE.です。

というわけで、今回紹介するのは、

・読書感想文の書き方の本
・読書感想文の題材におすすめする本5冊

です。

書き方を学ばないと、せっかくの読書感想文が退屈になってしまいます。

読書嫌いのあなたでも、宿題をきっかけに読書好きに!

作文は書き方が分からないから難しく感じてしまいます。

だから書き方を知れば、楽しいものに変わるんです!

私も、この本を読んだらもっと文章を書きたくなりました。

「めんどくさい」と悩むあなたに必須な1冊です。

文章の書き方

めんどくさがりなきみのための文章教室

 これは、

文章を書くことが苦手な男の子と、言葉を喋れる変な猫との会話で進んでいくストーリーです。

小説家のはやみねかおるさんが執筆されています。

なので信憑性がありますね。

説明書というよりは、物語のような形式なので楽しみながら読めます。

小学生でも理解しやすい内容です。

主人公の男の子 健は、中学2年生

文章を書くことが苦手です。

でも、一匹の猫 ダナイと一緒に特訓して文章マスターに。

実践しながら、健と一緒に文章を書けるようになれます!

また、小説やメールを書きたい人もこの一冊で「読みやすい」文章を書けるようになります。

毎日日記を書こう

 この本を読んで、特に印象だったのは

 毎日日記を書く

というものです。

日記を書くことで、

・文章力
・状況を正確に写生する力
・感触、匂い、音など五感を感じる力
・継続する力

が身につきます。

200文字程度でいいので、「今日の出来事・自分が感じたこと」を文字に起こしてみる。

というものです。

 初めは、事実を書くことで精一杯だった健。

ですが段々、空気感や音なども感じて文章にすることができるようになりました。

「自分の感情」を素直に書くことも大切です。

そういったことを、毎日続けることで力が身に付いてくるのです。

夏休みの間だけでも、続けてみてください。

初めは面倒ですが、習慣化すると書けるようになってきます。

実際に、私も日記を書き続けています。

今では、「書かないと落ち着かない」ほどになりました。

スムーズに文章を書けるようにもなって、文系に困ることはありません!

日記っていいなぁと思った日。日記を続けるメリット・デメリットとは?2年以上書き続けてきた私が感じたこと。

読書感想文の題材におすすめの本

14歳、明日の時間割

これは、私が通っていた学校で実際に課題図書になった本です。

課題図書の中でこの一冊を選びました。

なんと、作者の鈴木るりかさんは当時現役中学生!

ちょっと分厚く見えるけど、案外すぐ読み終わります。

この本のおすすめポイントは、

・中学生が書いているから難しい言葉が出てこない
・7編の短編集で、休み休み読める
・「学校生活」がテーマで想像しやすい
・学生の悩みに寄り添ってくれる
・ほっこりしていてちょっぴり泣けるストーリー

の5つです。

私もこの本を題材に感想文を書きました。

比較的、書きやすかったです。

小中学生のお子さんがいる方、ぜひ買って見てくださいね。

ちなみに、デビュー作「さよなら、田中さん」もベストセラーとなりました。

青いスタートライン

これは、

小学生の男の子 颯太が、佐渡の海で1キロの遠泳に挑戦する

という物語です。

主人公は男の子ですが、男女関係なく楽しめます。

この本のオススメポイントは、

・颯太が前に進む上で、困難にぶつかり葛藤する姿がある
・母と離れて佐渡に来ている
→ちょっと複雑な家庭の子にも、勇気を与える
・仲間を頼ることを学べる
・ふすいさんが描かれた表紙は、爽快な夏を思い出させてくれる

の4つです。

実際に、この本は私が小学生の頃に母からもらった本です。

私のお気に入りになり、何度も読み返しています。

親が選んだ何気ない一冊が、子供の宝物になるかもしれません。

プレゼントにも、是非贈ってあげてください。

教室に並んだ背表紙

これは、『medium 霊媒探偵城塚翡翠 』で大人気の作家 相沢沙子さんが書かれた本です。

※mediumはミステリーですが、この本にはミステリー要素はありません。

特に女子中学生のお子さんがいる方に、見ていただきたいです。

「図書館」を舞台にした全6編の短編集です。

中には、読書感想文をテーマにしたストーリーを登場します。

適当に書くなんて勿体無い

と感じるようなストーリーです。

また、学校生活が上手くいかず悩んでいる女の子が沢山出てきます。

不登校になっている子、友達関係に悩まされている子…。

思春期という、悩み深い時期を過ごす中学生。

大人の方も、自分と重なられる点が沢山あると思います。

お子さんが悩んでいたら、いや、悩んでいるように見えなくてもこの本を贈ってあげてください。

私自身、この本を読んで心が少し楽になりました。

「同じような悩みを持っている人がいる。」

「私が悪いんじゃないんだ」

と思いました。

女子中学生の方々に、一度は読んでほしいです!

アリー・フィンクルの女の子のルール

これは、私が小学5年生の頃に出会った本です。

教室の本棚に、この本が置かれていて何気なく読んでみたら、めちゃくちゃ面白かったです。

アリーという女の子が主人公です。

アリーは、自分だけのルールをいくつか決めています。

それは、クラスのみんなと仲良くするためでした。

ルールには、

「たいせつなのは、思いやり」
「人気があるからといって、いいとはかぎらない」
「うそをついてもなにも解決しない(ふつうは)」

などがあります。

このルールを幼い頃の私は「真似」して、過ごしていました。

このアリーという女の子、とっても賢いですよね。

色んなトラブルにぶつかって、イライラするアリー。

でも、冷静に解決していく「ポジティブ」な物語です。

小学生の女の子に、オススメです!

ポイントは、

・背伸びしたい時期の女の子にピッタリ
・自分だけのルールを特別にしたくなる
・これをきっかけにトラブルを解決できるかも!

です。

アリーは本当に沢山のトラブルに遭遇します。

なので、このストーリーの中から解決策が見つかる可能性が高いですよ!

動物と話せる少女リリアーネ

最後は、私が大好きで大好きでたまらないシリーズを紹介します。

それが『動物と話せる少女リリアーネ』です!

実際に、私が小学校低学年で作文を書いた本です。

その名の通り、動物と話せる女の子 リリアーネが動物を助けていくというストーリー。

飼い犬のボンサイやシュミット伯爵人という猫と一緒に、冒険します。

オススメポイントは、

・野生動物の悩みを知れる
・動物に優しくする心が育つ
・動物が大好きになる
・全てふりがな付で読みやすい
・感情移入しやすい
・最後はハッピーエンド

です。

私自身、小学校低学年の頃に読み始めて、シリーズ全制覇しました!

読むたびに面白くなっていくし、リリアーネも大好きで宝物になります。

シリーズは全13巻発売中です。

その他に、スペシャル版も発売されています。

付録がついている巻もあるので、そこも楽しめるポイントですね。

私はシリーズを、13巻を残して売ってしまいました。

今では、それを後悔しています。

残しておけば、成長した今でも読めたので…。

そのくらい、幼い私の心に響いた宝物の本です。

「お子さんに買ってあげてください!!」

と頼みたくなるようなシリーズです。

最後に

今回は、 読書感想文が苦手な方のために計6冊の本を紹介しました。

特に、題材にオススメの5冊は「面白くて、作文が書きやすい」をテーマにしました。

この記事を読んでいるあなた、是非読んでください。

これらの本を読むと、もっと視野が広がります!

やりたいことが増えます!

その他、読書が苦手な子でも読みやすい本はこちらにまとめています↓

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読書が苦手な方、特に中高生向けの小説を紹介しています。ページ数は少なく、構成も単純だけど胸に残る!そんな4冊を選びました。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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