こんにちは。YUE.です。
今回は、私が大好きなお気に入りの一冊を紹介。
それが『青いスタートライン』です。
夏の青春を謳歌している小説を読みたい！
そんなあなた必見！
あなたも絶対この作品が好きになるはずです。
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概要
タイトル：青いスタートライン
作者：高田由紀子
絵：ふすい
表紙のイラストが綺麗！と話題に！
出版社：ポプラ社（ノベルズ・エクスプレス）
発行：2017年7月
挿絵ありで読みやすいです。
あらすじ
小学生の颯太は、母が妊娠したことで複雑な気持ちを抱えていた。
そんな母が入院したのを機に、佐渡のおばあちゃん家に住むことになる。
いとこのあおいが遠泳で優勝しているのを見て、颯太も遠泳の大会に出場することを決める。
まったくと言っていいほど泳げない颯太が、夏生やあおいと練習して、大会に挑戦する物語。
真夏の海で繰り広げられる、涙ありの青春ストーリー。
結末（ネタバレ）
夏生と毎日特訓した結果、颯太は「第5回 オープンウォータースイミング in 佐渡」小学生の部で１キロを完泳します！
浮き輪なしで海に潜ったことがなかった颯太は、見事に泳ぎ切り自分に自信が持てるように。
前向きに生きるようになります。
レビュー
感想
ふすいさんのイラストが、この作品の良さを際立たせていて、とても素敵な作品でした。
実際に「オープンウォータースイミング」に出場経験がある作者の高田由紀子さん。
だからこそ、リアルな心情が書けたのだと感じています。
とにかく読みがいがあっておもしろい！
幼ながらに葛藤し、日々の練習に全力で向き合う颯太の姿に、挑戦する勇気をもらえます。
それを応援する夏生、あおい、祖母の温かい心にも注目ですね。
・表紙に惹かれた
・何かに全力になったことがない
・夏の海が好き
そんなあなたに必見です。
おすすめポイント
読みやすい
単行本サイズで、文字が大きく小学生でも読める本です。
漢字には読み仮名がふってあるので安心ですね。
登場人物も複雑ではないですし、ストーリーも簡潔に描かれています。
イラストレーター ふすいさんの挿絵も入っていて、退屈しなかったです。
むしろ、一気読みできました。
もう一度読みたい、と思う一冊です。
小中学生にピッタリです。
読書感想文に最適
夏休みで読書感想文の宿題が出されると思います。
どの本で書こうか迷うな…めんどくさいな
こんな風に思っているあなたは、この本で読書感想文を書いてみましょう！
めちゃくちゃ書きやすいです。
なぜなら、内容は簡潔に書かれていますし、主人公は小学生で心情も理解しやすい。
そして夏の作品でおもしろい。
書くことがスッと決まります！
次に紹介する印象に残ったところを参考に書いてみてくださいね。
印象に残ったところ
颯太が初めて泳いだシーン
浮き輪なしで、夏生に腕を支えられながら見た海の中。
色とりどりの魚が泳いでいて、水は透き通っていて、颯太は感動していました。
描写と挿絵が、読者の私にも海の綺麗さを伝えていて、とても感動しました。
母からのメール
颯太は母が大好きで、心配をかけたくありませんでした。
なので、ギリギリまで出場のことを伝えないでいたのです。
そのことをメールで伝えた時、「出てほしくない」と言われてしまいました。
泳ぎが得意じゃないのに大会に出ると決めたこと、毎日筋肉痛になってキツいこと、母が心配だということ、すべてがぐちゃぐちゃになってしまいます。
それでも颯太は、母に「僕は大丈夫」ということを伝えたくて練習に励む姿に元気をもらえました。
完泳したシーン
大会当日。
他の選手の足がぶつかったり、視界が悪かったりといろんなトラブルが颯太に立ちはだかります。
それでも、「完泳したいんだ」と強い思いで泳ぎきったラストは圧巻！
海と登場人物が大好きになる展開でした。
この作品を読んで、夏の嫌な感じがなくなって元気と勇気をもらえました。
挑戦するのは勇気がいるけど、楽しくて達成感があることなんだね！
小中学生には是非読んでほしい作品です。
登場人物
登場人物が少ないのが、読みやすい理由の一つ。
小学生でも理解できる内容です。
最後に
私がこの本に出会ったのは小学生の時でした。
母が買ってきてくれて、とても心を動かされた作品です。
今でも大切にとってあります。
お子さんに買ってあげたら、宝物になるかもしれません。
ぜひ夏休みに読んでみてください。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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