こんにちは。YUE.です。
中高生に大人気の作家 汐見夏衛（しおみ なつえ）さんの小説ランキングを紹介します。
迷ったら、これを読んでおけば間違いない！
そんなおすすめの人気ランキングです。
また、おすすめの読む順番も紹介。
読む順番によって、もっと感動するのでぜひご覧ください。
こんなあなたにおすすめ↓
・汐見夏衛さんの小説、どれを読もうか迷う
・とにかく感動したい！
・感動 × 恋愛の最高な小説を読みたい！
青春を生きる、苦悩と葛藤を繊細すぎる表現で描いた小説は、中高生に大人気！
さまざまな悩みを持つ中高生を主人公に、その心を楽にしてくれるストーリーばかりです。
高校の教師をしていた汐見さんだからこそ描ける、繊細な表現。
それが登場人物の複雑な感情や葛藤を際立たせてくれます。
登場人物がリンクしている作品もあるので、読む順番もこだわってみるともっと作品を楽しめます。
今回厳選した小説はこちら↓
『僕の永遠を全部あげる』
『海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを』
『明日の世界が君に優しくありますように』
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
『ないものねだりの君に光の花束を』
『さよなら嘘つき人魚姫』
【映画化決定】『交換ウソ日記』あらすじ・感想・登場人物を相関図付きで紹介！
【最新2023年版】おすすめ恋愛小説ランキング10選！切ない・胸キュン
第1位 僕の永遠を全部あげる
あらすじ
家族やクラスメイトから雑に扱われて、生きる意味を失っている千花のもとに現れたのは、不思議な少年 留生。
「やっと見つけた」と傘を差し出す留生に優しくされ、千花は徐々に心を開いていく。
しかし、彼が千花に寄り添う本当の意味を知ったとき、感動の涙が止まらない。
悲劇的な青春ストーリー。
感想
「こんな綺麗な物語なんてあるんだ」
と純粋に感動しました。
そして読了後、タイトルと表紙に心を奪われました。
「君が笑ってくれたら、泣きたくなるくらい嬉しい。
裏表紙より引用
君が生きてるだけでいいって、心から思う。
君が生きてさえいればそれだけで幸せだって、そう思ってる人間が、
この世界に確かにいるってことを、どうか忘れないでいて」
本当にこんなことを言ってくれる人がそばにいたら、どんなに幸せだろうと思います。
留生がそんなことを言う理由は、予想外で心を打たれました。
一瞬にして、心を奪われてページをめくる手が止まりません。
汐見夏衛さんの小説で迷ったら、絶対読んでください！
激推し作品です。
表紙イラストや、デザイン（ちょっと凹凸があります）も最高です。
第2位 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを
〉〉「海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを」をAmazonでみる
あらすじ
素直すぎる優海と天邪鬼な凪沙は恋人同士。
周りも認めるほど、強い絆で結ばれている二人だったが、ある日を境に凪沙は優海に厳しい態度をとるようになる。
凪沙のことが大好きで、ちょっとおバカな優海の甘えを許さず特訓する日々。
それは全部、優海のためだった。
凪沙が必死で隠そうとした悲しすぎる秘密とは！？
ずっとお互いを愛し、一番に考える二人の会いに涙が止まらない。
感想
これも、私が心を奪われた作品。
初めて読んだ作品は、「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」だったような気がします。
この小説を読んで、一気に汐見夏衛さんのファンになりました。
主人公はごく普通のカップルなのですが、お互いを愛する気持ちがめちゃくちゃ強いです。
素直でおっとりした性格の優海と、天邪鬼でしっかりした性格の凪沙。
凪沙は優海に厳しくなってしまいますが、その意味を知ったとき本当に感動しました。
「凪沙なんていい子なの！！」
ってなります。凪沙が大好きになります。
使命感強い凪沙の行動力と、これからを生きていく優海に涙。
1位と2位ですごく迷いました。
激推し作品です！
第3位 明日の世界が君に優しくありますように
『海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを』の後に読んでほしい一冊！
あらすじ
家族と衝突し、高校から祖父母の家で過ごすことになった真波。
優しくしてくれる祖父母と、一緒に暮らす同級生 漣に苛立ってしまい、息苦しさを感じていた。
そんなときに海岸で出会った青年 ユウ。
彼は、真波に寄り添い心を軽くしてくれた。
彼が営むカフェが居場所になった真波だったが、ユウが抱く秘密と残酷な漣の過去を知ったとき、涙が溢れ出す。
想定外の結末で、感動間違いなし！
感想
前に紹介した『海に誓いを 風に祈りを そして君に誓いを』とリンクしているストーリーです。
主人公が、優海や凪沙と関係していてさらに感動してしまいました。
今思い出すだけでも、感動で涙が出てきそうです。
（※ネタバレになりそうなのでこの辺でやめておきます。）
思春期に誰にでもイライラして息苦しさを感じてしまう、と思った経験はありませんか？
私は、自分に優しくしてくれた人にも苛立ってしまう主人公 真波に、強く共感しました。
その後に後悔して、自分を責めたり、息苦しさを感じたり…。
そんな真波と出会ったのは、青年 ユウ。
ユウに出会ったことで、希望が持てるようになり、幼馴染の漣や家族とも向き合えるようになった真波。
ユウの秘密や、漣の過去が明らかになったラスト、人の温かさに感動しました。
「この作品大好きだ」
と感じました。
第4位 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
〉〉「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」をAmazonでみる
2023年9月1日に映画化が決定した、超人気作！
あらすじ
誰からも信頼されている優等生の茜。
しかし、同じクラスの青磁には「嫌いだ」と言われてしまう。
そう言う青磁に苦手意識を持っていた茜だったが、青磁は茜の心に寄り添い、救ってくれた。
茜が優等生を演じるのにも、深い理由があって…。
ラスト、言葉に隠された秘密に涙する。
ずっと心に残り続ける圧巻の青春ストーリー！
感想
【次に読んでほしい小説】
「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」の後には次の２冊を読んでほしい！
悩み多き青春を生きる、中高生の心を掴む恋愛小説です！
『まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい』
〉〉Amazonでみる
『だから私は、明日のきみを描く』
〉〉Amazonでみる
優等生を演じる茜に、すごく共感しています。
私も学校で優等生を演じて、周りから頼られる存在にならなきゃと無意識に感じていました。
「言いたいことあるなら言っていいんだ。俺が聞いててやる」と言ってくれた青磁に胸を打たれ、なぜかほっとした気分になります。
中高生が感じる息苦しさや、複雑な心をこんなにもリアルに繊細に表現できる汐見さんは天才だと思います。
高校の国語教師をやられていたみたいなので、中高生と関わる機会が多かったそうですね。
それでも、こんなに悩みを描写して学生の心を掴んでいるのはすごいと思います。
実際に読むと、人気の理由に納得します。
ただの小説、でも読了後はあなたの心が軽くなっているでしょう。
第5位 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
〉〉「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」をAmazonでみる
2023年12月3日映画化が決定した話題作！！
あらすじ
毎日にイライラしてうんざりした毎日を送る中2の百合は、母と喧嘩して家を飛び出す。
目覚めると70年前戦時中の日本にいた百合は、偶然通りかかった彰に助けられる。
たくさんの人に救われながら毎日を送る百合は、彰に惹かれていくが彼は特攻隊員で、もうすぐ命を絶つ運命を背負っていた。
涙なしでは読めないストーリー。圧巻のラストに注目！
感想
戦争をテーマにした小説。
現代に生きる女子中学生が、戦時中の日本にタイムスリップする非現実的なストーリー。
でも、主人公 百合が感じる悲しすぎる感情はリアルで複雑に描かれています。
少しだけ、この時代に生きた人の気持ちを想像できます。
好きになった人が、特攻隊員として命を絶つ運命を背負っている。
「行かないで」と言いたいけれど、「非国民」と言われたこの時代は想像を絶するものだったと感じています。
そんなときでも、家族や仲間を大切に愛す心を持った人たちに心が温まりました。
予想外のラストでしたし、感動しました。
【映画や詳細はこちら↓】
第6位 ないものねだりの君に光の花束を
あらすじ
自分はずっと脇役だと思っている影子は、学校で人気者の真昼を見て自分とは真逆だと感じていた。
彼はまさに主人公。
関わるはずのなかった二人が、同じ図書委員になったことで真昼の「影」の部分を知ることになる。
真昼の苦悩や葛藤と、影子の想いが温かい。
特別なふたりのストーリーは、あなたにとっての宝物になる。
希望がもらえる青春ストーリー。
感想
自分が普通、ということに悩み、人を妬んでしまう自分が嫌いだった影子。
太陽のような存在の真昼にも悩みがあることを知り、徐々に希望を持った影子は、彼に特別な感情を抱くようになります。
図書委員としてだけの関係でも、ここまで感動し、希望をもらえるストーリーはあるんだと心を動かされました。
高校生でしか経験できないような、理想もあっておもしろいです。
そしてラストでは、二人の決断や想いに涙が止まりません。
超青春を描いた、繊細な物語。
表紙イラストも素敵なので、ぜひ読んでほしいです。
第7位 さよなら嘘つき人魚姫
あらすじ
嘘をつく「かまってちゃん」の水月。
誰とも喋らず、透明人間扱いをされている「変人」の想。
ふたりには、死に憧れている、という共通点があった。
誰にも知られたくない悩みを抱えて、一緒に過ごすようになるふたり。
しかし、残酷な運命が待っていて。
絶望の中、一筋の光を見つけたふたりは、同時に地面を蹴った。
感動、だけでは終わらない。さらに先をいく汐見夏衛の新境地。
痛みと涙。二人の青春ストーリー！
感想
今までは、恋愛と感動をメインの作品を紹介しました。
この作品は、深刻な悩みを持ったふたりの話。
「死」に憧れているのです。
読んでいくと分かりますが、ふたりはクラス中の笑いものにされています。
「ふたりなら、怖くない」
そうやって過ごしていくふたりに、汐見さんの新たな世界観を感じました。
甘い、泣ける、だけじゃない。
悩み、葛藤、痛み…。
そんな汐見夏衛さんの新しいストーリーを読みたい方必見です！
表紙イラストも含め、ラストには感動もあります。
読む順番
登場人物がリンクしていて、より感動します！
『海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを』
↓
『明日の世界が君に優しくありますように』
映画化が決定した話題作の続編です↓
『あの花が咲く丘で、君にまた出会えたら。』
↓
『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
〉〉Amazonでみる
胸キュン恋愛がメインのシリーズです↓
（※登場人物がリンクしているわけではありませんが、続けて読むと楽しめます）
『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
『まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい』
『だから私は、明日のきみを描く』
最後に
中高生の心情のリアルを繊細かつ、複雑に描く汐見夏衛さんの小説。
読了後には、世界が変わったように思えるかもしれません。
そのくらい、汐見さんの作品には魅力が詰まっています。
【無料】思いっきり泣ける小説が読み書きできるサイトとおすすめ小説10冊を紹介
【最新2023年版】おすすめ恋愛小説ランキング10選！切ない・胸キュン
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント